2015年5月31日日曜日

新日本婦人の会の総会で、DVD[標的の村」の観賞をしました。沖縄、高江のヘリパッド建設反対闘争を取材したドキュメントです。高江は米軍の演習場に囲まれた村です。住民は低空飛行する軍用ヘリの騒音と墜落の不安に常にさらされ、これ以上の基地建設は許せない、と座り込みの反対闘争を続けています。それを同じ沖縄の警察が排除に来ます。「あんたたちはこちらに来る人間だろう。」「こんなところにいないで、休暇を申し出たらいい。」と住民が話しかけます。同じ沖縄人として、基地の痛みはわかっているだろう。なぜ、ここで自分たちの邪魔をするような仕事をするのかと・・・。警察官は黙々と住民を抱え上げ排除、排除されたらまた戻ってきて座り込む、住民も粘り強く繰り返します。オスプレイが沖縄に配備されるときも、普天間に行って同じように、粘り強く。日本政府の沖縄に対する冷たさ、沖縄住民の熱さに、とても複雑な気持ちになり、見ながら涙があふれました。今日も沖縄の人々はこんな闘いを、高江で、辺野古で、繰り返しているのだと思うと、胸が熱くなりました。たくさんの人に見てほしいDVDでした。

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